3.波動 12.気柱の共鳴  難易度★☆☆☆☆

3. 波動

【問題】

以下の問について、解法および答を解答用紙(省略)に記入せよ。

図のように、太さが一様なガラス管と左の管口からの距離 \(l\) を調整できるピストンがある。左の管口付近に置かれている音源から一定の振動数 \(f\)〔Hz〕の音波が出ている。ただし、空気中の音の速さを340 m/s とし、開口端補正は考えないものとする

問1 ピストンを左の管口から徐々に移動させると、\(l\) =\(l_{1}\)〔m〕のとき、初めて共鳴が起こった。このとき、生じる定常波の波長 \(λ\)〔m〕と音源の振動数 \(f\)〔Hz〕を \(l_{1}\) を用いて表せ。

さらに、ピストンを右に移動させた。何回か共鳴する位置を過ぎた後、\(l\) =119cmで共鳴がおこり、さらに \(l\) =153cmで次の共鳴が起こった。

問2 定常波の波長 \(λ\)〔m〕および音源の振動数 \(f\) 〔Hz〕はいくらか。

問3 \(l\) =119cmのときの定常波の節の数はいくらか。

問4 次の空欄【  ア  】~【  エ  】にあてはまる語を次の語群から選べ。また、空欄【  オ  】の値はいくらか。

語群

 疎密、疎密の変化、動けない、自由に振動する、腹、節、固定端反射、自由端反射

 ピストン付近(管底)では、空気が【  ア  】ので【  イ  】が起こり、定常波の【  ウ  】となる。そこでは、空気の【  エ  】が最も大きい。

 空気の【  エ  】が最も大きい位置のうち、管口にもっとも近いのは、管口から【  オ  】cmの位置である。

(静岡県立大)


【問題PDF】


【解説】


【解説PDF】

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