2.電磁気学 15.ローレンツ力    難易度★★☆☆☆

2.電磁気学

電流は周りの空間に磁場を作る。図1のように、真空中に置かれた無限に長い直線導線Aに矢印の向きに強さ\(I\)の電流を流すと、導線Aの中心から距離 \(r\) だけ離れた位置Pにできる磁場の磁束密度の大きさは真空の透磁率を\(μ\)0として、【   1  】であり、向きは【  2  】の向きである。

 次に図2のように、位置Pに細い導線Bを導線Aと間隔\(r\)で平行に置き、導線Aを流れる電流と同じ向きで同じ強さの電流を流した。導線Bの中で動く自由電子(以後、電子と呼ぶ)には、導線Aが作る磁場によって、【  3  】とよばれる力が働く。電子の電気量をー\(e\)とすると、この導線Bの中を平均の速度\(v\)で動く電子には,【  4  】の向きに大きさ【  5  】の力が働く。

 ここで、導線Bの断面積を \(S\) とし、導線内での電子の単位あたりの個数\(n\)とすると、電流の強さ \(I\) と電子の速さvの間には、\(I\) =【  6  】の関係がある。また、単位長さの導線内には、【  7  】個の電子が存在するので、単位長さの導線が磁場から受ける力は、\(n\) や \(S\) を用いずに、【  8  】と表すことができる。

(関西大)


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【解説】


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