2.電磁気学 14.RLC交流回路    難易度★★★★☆

2.電磁気学

次の文章は, RLC 正弦波交流回路に関する記述である。文中の【   】に当てはまるものを解答群の中から選びなさい。

図に示す RLC 回路を考える。正弦波交流電圧 \(\dot E \) の角周波数は ω(ω>0) とする。いま,電源電圧 \(\dot E \) と電流 \(\dot I \)1 が同相であるとする。このとき,電源電圧 \(\dot E \)  からみた回路のインピーダンスを \(\dot Z \) とおくと,\(\dot Z \) は純抵抗となり,\(\dot Z \) = 【  1   】となる。

また,インダクタンス \(L\)  は \(L\)  = 【  2  】 となる。

電流の分流比に着目すると,\(\dot I \)1 と \(\dot I \)2 について, \(\displaystyle \left| \frac {{\dot I}_{2}}{{\dot I}_{1}}\right| ^{2} \)=【  3  】となる。 \(\dot I \)1 が流れる抵抗 \(R\) の消費電力を \(\dot P \)1 , \(\dot I \)2 が流れる抵抗 \(R\) の消費電力を \(\dot P \)2 とする。電圧源が RLC 回路に供給する電力を  \(\dot P \) とおくと, \(\dot P \) =\(\dot P \)1 + \(\dot P \)2 となり,  \(\displaystyle\frac{P_{2}}{P}\) = 【  4  】となる。

この回路では,電源電圧 \(\dot E \)  と電流 \(\dot I \)1 が同相であることから \(R\) と \(\sqrt{LC}\) の大小関係は常に【  5  】となる。

【解答群】

(2012(H24)電験2種 理論問題)


【問題PDF】


【解説】



【解説PDF】

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