炭素
ダイヤモンド(写真1枚目)
立方晶系の結晶。産出量は少ないが産業的に利用可能な程度には豊富。宝石として、また工業用のカッターなどに利用されている。現在では合成ダイヤモンドの製造技術が確立されており、実用化されている。
グラファイト(写真2枚目:塊 3枚目:粉状)
六方晶系の結晶であり、炭素の結晶としてはもっとも一般的。板状のグラフェンが多数重なった構造で、平面同士の結びつきは弱く剥がれやすい。日常的なものとしては鉛筆の芯などに用いられている
単体の性質(左から、ダイヤモンド、グラファイト、フラーレン)
右の図のフラーレンは、炭素原子からなるクラスターの総称で、天然にはきわめて稀に存在するとみられる。いわゆるサッカーボール型でC60で示される
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