クイズ#018 このノーベル賞受賞者は誰 #5 の答え

赤﨑 勇(あかさき いさむ、1929年1月30日 – 2021年4月1日)は、日本の半導体工学者。学位は工学博士(名古屋大学・1964年)。名城大学大学院理工学研究科・特別栄誉終身教授、名城大学先端科学技術研究所所長、名古屋大学特別教授・名誉教授、名古屋大学赤﨑記念研究センターフェロー。京都大学名誉博士。日本学術会議栄誉会員、日本学士院会員。恩賜賞、文化勲章、文化功労者受章。『 高輝度青色発光ダイオードの発明 』で2014年度ノーベル物理学賞を受賞。

 

鹿児島県出身の半導体工学者。未来の万能光源とされLEDにおける高輝度青色発光ダイオードの源となる窒化ガリウム (GaN)結晶化の研究が知られており、世界の名立たる大学、産業界、研究所の研究者達が挑戦しながらも物性制御が非常に困難とされ撤退せざる得なかった、窒化ガリウムを半導体研究ではそれまで用いることがほとんどなかったMOCVD装置を用いる事を決断し、ウェハー上にはサファイア基板を用いAlNによる低温堆積バッファ層技術によって1985年、不可能視されていた窒化ガリウムGan完全結晶化に世界で初めて成功する(『特許1708203/米国特許4855249』『特許3026087/米国特許5122845』)。そして理論上不可能とされた窒化ガリウムにおけるp型伝導特性の発見や、結晶構造における単位格子の相違から実現困難だとされ、窒化物半導体発光ダイオードを高輝度にする為に必要なp型半導体n型半導体のPN接合青色発光ダイオードを完成し、1989年に不可能に近いとされた待望の青色LEDの発明に成功する。1995年には世界初となる短波長半導体レーザー(青色レーザー)を開発し室温パルス発振を成功させた。

また自然界には存在し得なかった青色LED発光半導体となる窒化ガリウム完全結晶の創造はエレクトロニクス革命とも呼ばれ、現在世界で主要となるシリコン半導体の性能指数値(εμeEc3)を桁違いとなる1130倍以上も上回る高性能を持ち、完全クリーンかつ光学的特性、電気的特性、物理的特性、化学的特性の全てを兼ね備えた究極の万能次世代半導体であるGaN窒化物半導体の発明にも繋がることにもなった。これらの青色発光ダイオード発明業績、GaN窒化物半導体に関する業績の原著論文は約700編以上、221以上にも上る特許を取得している。

(Wikipediaより)

 

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