需要を予測をする目的とゴールを考えてみよう
現在のこのコロナ禍という大きな変化を機会ととらえたいなぁ~。
そこで、需要の変化を考えて、その要因を明らかにし、実際に行動に生かしたいなぁ~。
やみくもに・思いつきで行動しても、ヒト・モノ・カネ・情報などの持ってるリソースも限られてくので、科学的なアプローチに基づく戦略構築とアクション設計を進める必要があるよね。
まずは、需要予測をする目的とゴールを考えてみよう。
需要予測をする目的やゴールは、その企業、会社、個人店によってもさまざまでしょうけど・・・
例えば
・戦略立案をする研修として、プロセス、フレームワーク、アプローチ手法を確立させたい。
・科学的なアプローチに基づく戦略構築・ビジネスデザイン・検証実施・・・などなど 具体的に計画したい。
・単純に今後どうなるのか、データを用いて検証してみたい。
などなど・・・
ゴールもまた、その会社それぞれ。
ですので、需要予測をするための目的とゴールを見すえた上で取り組んだ方が、結果的には良い方向に進むのかもしれない。
参考としては、このような感じでイメージできればとは思います。
結局、需要予測とビジネス戦略とはくっついているんですよね。
そう、ビジネス戦略と絡ませる必要があるわね。
ビジネス戦略とのアプローチ
ビジネス戦略とのアプローチを行うためには、フレームワークを活用したり、運用したり、展開のプローシを実践的似確立していく必要がある。
主な流れとしては、このようになる。
1.市場を分析する。
【・顧客を知る・セグメント分けをする。・顧客のニーズを知る。・収益モデルを分析する】
+【バリューチェーン】
=【需要構造の分析】← 需要予測
2. 業界を分析する
・企業動向や、パートナーなど
3.自社の強みを分析する。
・実は、自社から見た自社は、意外にもここが分からなくなってきます
4.戦略設計を行う
・戦略のオプションの検討、ビジネスデザインなど
5.4より、ビジネスデザインの仮説検証を行う。
・収益性の検討 ・実現可能性(フィジビリティ)の検証
6.4.5の戦略設計を展開計画をたてていく
・国、地域別に計画を立てる
・どうアプローチしていくのかを考える
7.ビジネスを加速するマネジメントの仕組みを設計する。
・これらをどうマネジメントしていくのか、組織や仕組み、システムでマネジメントできるか検討していく。
フローを図でまとめてみると、このようになります。
具体例:ある産業機械分野におけるA社の東南アジア(タイ)への戦略イメージ
具体例では、このようになります。
ある産業機械分野における、A社(主なコンペティターはB社)の東南アジア(タイ)への戦略における戦略立案への需要予測の利用イメージ(概略)です。
需要予測モデル(こちらを今後予測していく)を構築していく
・購入可能な世帯は、その産業に関わるか関わっていないかに強い相関がある。
・購買実現率は、インフラ状況と金融ローンに強い相関がある。
需要予測をすることにより、分かった変化点・チャンスとリスク
・経済成長と金融ローンの今後の需要を想定すると、需要が見えてくる
・普及限界(ほぼ利用者に産業機械が行き渡り、市場全体に機械が行き渡っているため、規模拡大化・効率化・故障による買い換えに限定されてくる)の伸びが近く、今後、右肩上がりの売上成長が見込めない市場である。
・コンペティター(今回はB社)がタイ現地で生産を始め、金融ローンを絡めた販売方法で市場占有を進めている。
・自社の強みは、製品の耐久性とメンテナンス性の良さ。アフターサービス網が網羅されている。
今後の新たなビジネスモデルの戦略オプション
×:B社と同じ戦略をとる
○:B社と違う価値を提供し、差別化によって、特定のターゲット層のシェアを奪う。
×:タイ市場から撤退する。
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