マーケティング_#0002  需要の予測をしてみたい。

需要を予測をする目的とゴールを考えてみよう マーケティング

需要を予測をする目的とゴールを考えてみよう 

あき
あき

現在のこのコロナ禍という大きな変化を機会ととらえたいなぁ~。

そこで、需要の変化を考えて、その要因を明らかにし、実際に行動に生かしたいなぁ~。

かおる
かおる

やみくもに・思いつきで行動しても、ヒト・モノ・カネ・情報などの持ってるリソースも限られてくので、科学的なアプローチに基づく戦略構築とアクション設計を進める必要があるよね。

まずは、需要予測をする目的とゴールを考えてみよう。

需要予測をする目的やゴールは、その企業、会社、個人店によってもさまざまでしょうけど・・・

例えば

・戦略立案をする研修として、プロセス、フレームワーク、アプローチ手法を確立させたい。

・科学的なアプローチに基づく戦略構築・ビジネスデザイン・検証実施・・・などなど 具体的に計画したい。

・単純に今後どうなるのか、データを用いて検証してみたい。

などなど・・・

ゴールもまた、その会社それぞれ。

ですので、需要予測をするための目的とゴールを見すえた上で取り組んだ方が、結果的には良い方向に進むのかもしれない。

参考としては、このような感じでイメージできればとは思います。

需要予測の展開案_(例)グローバル展開する企業の需要予測を活用した展開案
(例)需要予測を活用した展開案

あき
あき

結局、需要予測とビジネス戦略とはくっついているんですよね。

かおる
かおる

そう、ビジネス戦略と絡ませる必要があるわね。

ビジネス戦略とのアプローチ

ビジネス戦略とのアプローチを行うためには、フレームワークを活用したり、運用したり、展開のプローシを実践的似確立していく必要がある。

主な流れとしては、このようになる。


1.市場を分析する。

【・顧客を知る・セグメント分けをする。・顧客のニーズを知る。・収益モデルを分析する】

+【バリューチェーン】

=【需要構造の分析】←   需要予測  

2. 業界を分析する

・企業動向や、パートナーなど

3.自社の強みを分析する。

・実は、自社から見た自社は、意外にもここが分からなくなってきます

4.戦略設計を行う

・戦略のオプションの検討、ビジネスデザインなど

5.4より、ビジネスデザインの仮説検証を行う。

・収益性の検討 ・実現可能性(フィジビリティ)の検証

6.4.5の戦略設計を展開計画をたてていく

・国、地域別に計画を立てる

・どうアプローチしていくのかを考える

7.ビジネスを加速するマネジメントの仕組みを設計する。

・これらをどうマネジメントしていくのか、組織や仕組み、システムでマネジメントできるか検討していく。

フローを図でまとめてみると、このようになります。

ビジネス戦略とのアプローチを表す図

具体例:ある産業機械分野におけるA社の東南アジア(タイ)への戦略イメージ

具体例では、このようになります。

ある産業機械分野における、A社(主なコンペティターはB社)の東南アジア(タイ)への戦略における戦略立案への需要予測の利用イメージ(概略)です。

需要予測モデル(こちらを今後予測していく)を構築していく

・購入可能な世帯は、その産業に関わるか関わっていないかに強い相関がある。

・購買実現率は、インフラ状況と金融ローンに強い相関がある。

需要予測をすることにより、分かった変化点・チャンスとリスク

・経済成長と金融ローンの今後の需要を想定すると、需要が見えてくる

・普及限界(ほぼ利用者に産業機械が行き渡り、市場全体に機械が行き渡っているため、規模拡大化・効率化・故障による買い換えに限定されてくる)の伸びが近く、今後、右肩上がりの売上成長が見込めない市場である。

・コンペティター(今回はB社)がタイ現地で生産を始め、金融ローンを絡めた販売方法で市場占有を進めている。

・自社の強みは、製品の耐久性とメンテナンス性の良さ。アフターサービス網が網羅されている。

今後の新たなビジネスモデルの戦略オプション

×:B社と同じ戦略をとる

○:B社と違う価値を提供し、差別化によって、特定のターゲット層のシェアを奪う。

×:タイ市場から撤退する。

参考)A社モデル(タイ)の戦略立案への利用イメージを示す図
参考)A社モデル(タイ)の戦略立案への利用イメージ

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