こちらの音叉(おんさ)をたたくと、440Hzの振動数であることが分かった。
(ちなみに440Hzの音とは、標準的なラの音になります)
もう一つの音叉を音叉(おんさ)をたたくと、最初のおんさよりもちょっとだけ周波数の高い、
441Hzの振動数であることがわかった。
さて、これら2つの音叉を近くで同時にたたくとどうなるだろうか?
クイズ#017 さて、どうなる!? の答え
答えは、下の再生ボタンを押してください。
(音量は事前に注意してくださいませ)
こちらの音源は、音叉(おんさ)を実際にたたいたのではなく、音源ソフトを使用し、再現したものです。
【音源ソフトによる音の作成条件】
音波の波形:サイン波
周波数:440Hzと441Hzの2つの音
時間:6秒
【結果】
1秒間に1回のうなり(わずかに異なる周波数の音が干渉するときに生じる, 「ウワーン,ウワーン」と周期的な音の強弱を繰り返す現象)が聞こえる。
うなりの聞こえる回数:\(f\)は、発生している音の周波数をそれぞれ \(f_{1}\)Hz、 \(f_{2}\)Hzとすると、
\(f\) =| \(f_{1}\)ー \(f_{2}\)|で計算することができます。
今回の場合、\(f\)は、1秒間に聞こえるうなりの回数なので、\(f=1\)。
\(f_{1}\)=441, \(f_{2}\)=440 とすると
| \(f_{1}\)ー \(f_{2}\)|=|441-440|=1 =(\(f\))
となり、1秒間に1回のうなりが聞こえるとの計算になります。
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