1.力学 11.万有引力による運動 難易度★★☆☆☆

1.力学

次の問題の空欄【 ア 】から【 カ 】に入れるべき正しい答えを記入せよ。

質量がM1〔kg〕,M2〔kg〕の2つの天体A,Bがそれらの重心Cのまわりに,同一周期T〔s〕で、それぞれの速さv1〔m/s〕,v2〔m/s〕の等速円運動をする場合を考慮する(図)。

AC= a1〔m〕,CB= a2〔m〕,AB= a〔m〕とする。なお、A及びBは質点とみなし、大きさを無視できるものとする。下記の設問に答えなさい。ただし、万有引力の定数をG=6.7×10-12〔N・m3/kg2〕とする。

(1)M1=2.0×1028〔kg〕,M2=1.0×1028〔kg〕,a=1.2×1011〔m〕の時

  ①距離a1は【  ア  】〔m〕である。

  ②速さv1は【  イ  】〔m/s〕である。

  ③速さv2は【  ウ  】〔m/s〕である。

  ④周期Tは【  エ  】〔s〕である。

(2)a3/T2をM1,M2を用いて書き表す公式は

           a3/T2 = 【  オ  】〔m3s-2〕  である。

(3)M1がM2に比べて十分大きく、M1に対してM2を省略出来るとき、a3/T2はM1のみで表すことが出来ることを利用して、地球をまわる人工衛星の周期T0を求める事ができる。地球より月までの距離を4.0×105km、地球を回る月の周期を27日、人工衛星の地球の中心よりの距離を8.0×103kmとすると、人工衛星が地球を1回転する時間は

            T0 =  【  カ  】時間である。

(東京理科大 改)


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