私が33歳で公務員を辞めた訳

retire

 

 

私は、2016年3月末で新卒から11年勤めた、県庁を早期退職しました。

理由は『子育てと仕事の両立の為』です。

 

私にとっての父親という存在

 

私の父は消防士でした。職業柄24時間勤務であり、『丸1日仕事⇨丸1日休みを3回繰り返すと3連休』という勤務形態でした。

子供の私にとっては、学校や習い事に行っている間、寝ている間に仕事をしていることもあり、『他のお父さんよりよく家にいる』という感覚でした。

なので、園や学校から帰ると、父がおやつを用意してくれ、近所の空き地で一緒に自転車の練習やボール遊び・かけっこ等をしていました。

思い返すと汗びっしょりでたくさん遊んだ楽しい記憶ばかりです。

father

 

そんな環境で育った自分が2人の子供を持つ、””になってどうかというと。

同じ年中の子を持つ友人が

『うちの子、この前ブランコで立ち漕ぎしてたの見てビックリしたわ〜』

と言った時に、ふと私は思いました。

周りの子はみんなブランコ出来るんかな? ウチの子はそもそも一人で乗れたかな?

平日に我が子と接する時間は、早くても夕飯〜寝るまでの2時間程度

休日も『テニス』や『スイミング』の習いごとがあり、しっかりと子どもと遊ぶ時間が少ないのが”当たり前”のようになっていました。

 

そんな、日々の生活に”虚しさ”を感じました。

 

そして、決心したのです。

 

今のままでは自分の理想の父親になれない。もっと子どもの成長を見守れる働き方をしよう!

 

公務員=サラリーマン

 

私は、大学卒業後、何の迷いもなく『サラリーマン』という道に進みました。職種は『技術系公務員』です。公共事業の発注や現場管理を任されてきました。

就職してからというもの、周囲の期待に応えるべく、バンバン仕事をこなしました。

終電で帰る日々が続くこともザラにあり、しんどいけれども、仕事の成果も認められるし、残業代もつくので『まーこんなもんかな〜』となんとなく日々を過ごしてきました。

 

そして気づけば勤続11年目ということで職場の中でも中堅です。周囲からは昇進の話もちらほら出ており、自分はというと、

昇進してカッコえ〜けど、また忙しいとこ配属されるんやろな

というなんとも言えない葛藤を日々を繰り返していました。

 

例えると、『組織』という山を大勢の人間で『山頂』を目指して登っていくイメージです。

そして、ある『コーナー』を曲がる時に、ふと山の麓から『我が子の声』がすることに気づき、足を止めたんです。

 

家族でしっかりと話し合って出した結論

 

5歳と1歳の子供を育てる父親として

今、一番優先すべきことは何か?

公務員・サラリーマンを辞めて”失うもの”と”得るもの”は何か?

を、家族で何度も話をしました。

discussion

 

そして、出した結論が

・子供が「ただいま!」とドアを開けた時に、「おかえり!」と言える環境を大切にしたい!

・その日の園や学校でのことをおやつを食べながら話し、一息ついた後は子供と一緒になって外で汗を流したり、勉強をしたりしたい!

 

この思いを優先することで

相当な努力をして得た『〇〇に勤める〇〇さん』という

  • 名誉
  • 社会的な信用
  • 公務員という安定

失うことは確実です。

 

ただ、それよりも、

  • 人生のうちの何分の一の間しか無い、子供の目覚ましい成長に寄り添える事の感動
  • 仕事の内容・時間・場所自由に自分で選択できるという強み
  • 言われるする仕事では無く、やりたい事で・自分の力で・お金を稼ぐという満足感

得る事ができるのは

 

今、公務員を辞める

 

という選択をする事だという結論に至りました。

 

スポンサードリンク